CONCEPT コンセプト

コンセプト - TRUNKとは

[ trʌ’ŋk ]*参考:ランダムハウス英和辞典

  1. [1] (木の)幹
  2. [2] 大型旅行かばん、トランク

*本当はもっとたくさんの意味がある言葉です。

  1. [1]自分のありたい姿を思う時、どっしりとした大樹のイメージが浮かびます。ひょろひょろとした見た目をしている私は、大地にしっかりと根ざした、大樹に憧れます。その姿に少しでも近づけるように、英語については、お客さまに頼りにしていただけるように・・・「木の幹」という意味を持つ[TRUNK]という屋号を選びました。
  2. [2]トランクと聞くと、旅行用トランクが思い浮かぶと思います。語感からのイメージも大切にしています。仕事のスタイルとして、パソコンの前でひたすらタイピングするだけではなく、呼ばれたら気軽に出かけていける・・・小さな旅をするようなイメージを持って行動したいと思っています。顔の見える翻訳者、お客様と直接話せる身近な翻訳者でありたいです。

テーマ

BEYOND TRANSLATION.

翻訳をベースとしていますが、いただいた原稿をただ訳すだけではなく、お客さまの思いを理解し、お客さまのゴールを心に留めながら、「伝わる」文章を作ります。是非、たくさんお話を聞かせてください。いわゆる「翻訳作業」の枠から少しはみ出した、フットワークの軽い翻訳者でありたい。英語を使って、世界観づくりのお手伝いをしたい。そういう思いを “ Beyond Translation ” というテーマに込めました。

大切にしていること

学生時代、私は英語が得意だったわけではありません。
約5年間、仕事に明け暮れた社会人生活ののちにて海外に出て、英語に出会い直しました。
それは、机の上で学んでいた受験英語ではない、生き生きとしたカラフルな言葉でした。
社会人生活を経たからこその一種の「勘」も働いて、自分でも驚くほど英語力が伸びました。
素晴らしい職場、魅力的な人々との出会いにも恵まれました。
海外の大学を卒業したわけではありません。
カナダから帰国後、翻訳学校や通信教育を利用しつつ、様々な英語のプロフェッショナルに私淑しながら、本や参考書を片手に、ほぼ独学で翻訳を学びました。ただ翻訳を学ぶだけではなく、一から英語で書く必要性を痛感し、アメリカ人の先生にマンツーマンでライティングのチェックを受け、英語の自然な表現、冠詞の使い方を徹底的にたたきこまれました。
日本語と英語はまったく異なる言語です。英語に移し替える作業を通して、日本語の原文全体を貫く「大きな意味」を発見し、それを英語で表現しなければなりません。日本語を母国語としているからこそ、曖昧かつハイコンテクストな日本語の文章も、深く理解することができるのです。ただ、原文の日本語に引きずられてしまうと、ただの冗長な直訳になりがちで、伝わる英語にはなりません。お客様の文章をまず深く理解すること。そこから的確な英文を作ること。また、その英文が英語話者に効果的に伝わるかどうかの検証も欠かさず行います。TRUNKが大切にしていることです。